トレール注文とは、逆指値注文に値幅指定機能を追加する注文で、逆指値を注文するときに値動きによって売り逆指値価格を引き上げたり、買い逆指値価格を引き下げたりする注文です。逆指値価格は有利な方向にのみ動きます。
具体例1
売却の逆指値でトレール注文を発注した場合
- ⇒(1) 売(Bid)(売却レート)120.00円のとき、119.50円の価格、トレール幅0.50として売却の逆指値注文を発注します。
- ⇒(3) さらに売(Bid)(売却レート)が120.10円から120.30円に上昇(=有利な値動き)した場合、逆指値価格119.60円との差がトレール幅50銭を超えたため、逆指値価格は自動的に119.80円(120.30-0.50)に引き上がります。
- ⇒(4) 逆指値価格は有利な方向にのみ動くため、その後売(Bid)(売却レート)120.00円まで下落(=不利な値動き)した場合でも、逆指値価格は119.80円から変動はありません。
- ⇒(5) 売(Bid)(売却レート)119.80円になった時点で、売の成行注文が発注されます。
具体例2
買付の逆指値でトレール注文を発注した場合
- ⇒(1) 買(Ask)(買付レート)120.00円のとき、120.50円の価格、トレール幅0.50として買付の逆指値注文を発注します。
- ⇒(2) 買(Ask)(買付レート)が120.00円から119.90円に下落(=有利な値動き)した場合、当初の逆指値価格120.50円との差がトレール幅50銭を超えたため、逆指値価格は自動的に120.40円(119.90+0.50)に引き下がります。
- ⇒(3) さらに買(Ask)(買付レート)が119.90円から119.70円に下落(=有利な値動き)した場合、逆指値価格120.40円との差がトレール幅50銭を超えたため、逆指値価格は自動的に120.20円(119.70+0.50)に引き下がります。
- ⇒(4) 逆指値価格は有利な方向にのみ動くため、その後買(Ask)(買付レート)が120.00円まで上昇(=不利な値動き)した場合でも、逆指値価格は120.20円から変動はありません。
- ⇒(5) 買(Ask)(買付レート)120.20円になった時点で、買の成行注文が発注されます。
トレール注文とは、逆指値注文に値幅指定機能を追加する注文で、逆指値を注文するときに値動きによって売り逆指値価格を引き上げたり、買い逆指値価格を引き下げたりする注文です。逆指値価格は有利な方向にのみ動きます。
具体例1
売却の逆指値でトレール注文を発注した場合
- ⇒(1) 売(Bid)(売却レート)120.00円のとき、119.50円の価格、トレール幅0.50として売却の逆指値注文を発注します。
- ⇒(3) さらに売(Bid)(売却レート)が120.10円から120.30円に上昇(=有利な値動き)した場合、逆指値価格119.60円との差がトレール幅50銭を超えたため、逆指値価格は自動的に119.80円(120.30-0.50)に引き上がります。
- ⇒(4) 逆指値価格は有利な方向にのみ動くため、その後売(Bid)(売却レート)120.00円まで下落(=不利な値動き)した場合でも、逆指値価格は119.80円から変動はありません。
- ⇒(5) 売(Bid)(売却レート)119.80円になった時点で、売の成行注文が発注されます。
具体例2
買付の逆指値でトレール注文を発注した場合
- ⇒(1) 買(Ask)(買付レート)120.00円のとき、120.50円の価格、トレール幅0.50として買付の逆指値注文を発注します。
- ⇒(2) 買(Ask)(買付レート)が120.00円から119.90円に下落(=有利な値動き)した場合、当初の逆指値価格120.50円との差がトレール幅50銭を超えたため、逆指値価格は自動的に120.40円(119.90+0.50)に引き下がります。
- ⇒(3) さらに買(Ask)(買付レート)が119.90円から119.70円に下落(=有利な値動き)した場合、逆指値価格120.40円との差がトレール幅50銭を超えたため、逆指値価格は自動的に120.20円(119.70+0.50)に引き下がります。
- ⇒(4) 逆指値価格は有利な方向にのみ動くため、その後買(Ask)(買付レート)が120.00円まで上昇(=不利な値動き)した場合でも、逆指値価格は120.20円から変動はありません。
- ⇒(5) 買(Ask)(買付レート)120.20円になった時点で、買の成行注文が発注されます。